発話辞書は、固有名詞や専門用語などの音声認識の精度が低い単語を登録しておくことで、文字起こしの精度向上が期待できる機能です。
辞書内の「発音」に近い発話があった場合、登録している「表記」を表示します。
登録することでダッシュボードや頻出ワード・NGワード機能も最大限活用することができます。
操作手順について
1.【設定】のタブを開き、【発話辞書】をクリックします。
2.【テンプレートCSV】をクリックし、テンプレートをダウンロードします。
3.ダウンロードしたCSVファイルを開き、登録したい内容を入力して保存します。
※認識優先度に「高」と入力することで、その単語が優先して認識されるようになります。
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4.3.で保存したCSVファイルを選択し、【アップロード】をクリックします。
赤枠内には登録されたワードが表示されます。
ゴミ箱のボタンをクリックすることで、ワードを削除することができます。
登録時の注意点について
単語登録時の制限
- 「表記」は、漢字・ひらがな・カタカナ・英数字・記号の組み合わせで30文字以内で登録してください。
※「'+', '+', '/', '/', ','」の記号は使用できません。
- 「発音」は、ひらがな・カタカナの組み合わせで、30文字以内で登録してください。
- 空白文字(半角・全角スペース、タブ)は使用できません。
- 漢数字は算用数字に変換されることがあります。
- 単語登録数は100語までとなります。
- 同じ「発音」をもつ単語は重複して登録できません。
認識優先度
- 認識優先度を「高」にすると、意図しない箇所で過剰に認識される可能性があります。
- 認識優先度が同じで発音の似た単語がある場合、発話文字数が多い単語が優先して表記されます。